Besonderheit bei Privatunterkünften/Ryokans: Cuisine Inn Kisesou

懐かしい昭和の雰囲気を楽しむ料理旅館

熊野街道沿いに位置するこの宿「紀勢荘」は、釣り人やバイク愛好家、夫婦や一人旅の旅行者に人気がある料理旅館。
宿泊者の中には、世界遺産である「熊野古道」を目指して訪れる方も多く、古道へ続く道に面していることから、特に、ツヅラ峠を散策する人々やバイカーや釣り人がたくさん訪れます。

近隣にはJR紀勢線・伊勢柏崎駅があり、移動が便利なのも嬉しいポイント。

昭和33年の開業以来、当時の趣きを残したレトロな雰囲気が漂う館内では、和食一筋で修業した大将が自慢の料理でおもてなししてくれます。
地元で採れる旬の食材を使用した料理は、宿泊者だけでなく、予約すればランチ利用も可能で、多くの人々が訪れる人気の料理旅館で、夫婦の人柄や料理のファンも多く、リピーターも多い旅館です。

懐かしい古民家の趣き満載

実家に帰ってきたような、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気。
細部まで手入れが行き届いている館内のあちこちに散りばめられているのは、今となっては見ることが少なくなった昭和レトロの小物。
ガラス戸や、昔懐かしい黒電話、囲炉裏などアンティークのレトロ小物、そして店主が趣味で描かれた絵画が飾られており、ほっこりさせてくれます。

のどかな景色に囲まれた紀勢荘のお部屋は、自然の音と共に畳のい草の香りに包まれた座敷スタイルで、のんびりとしたひとときを過ごすにはうってつけの空間。

昭和の古き良き雰囲気がそのまま残されており、都会の喧騒とは無縁の里山生活を肌で体感できるのが魅力的です。
日々の生活の中で時間に追われる毎日でなく、縁側のソファーに腰掛けて、時間を忘れて庭を眺めていたくなります。

館内には他にも、「ゆ」と書かれたのれんのあるお風呂場、傾斜のある階段、格子の窓ガラスなど昔懐かしい日本を感じられる空間がまた心地よく、自分だけの特別な時間がゆったり流れるひとときを過ごせます。

和食の匠こだわりの四季折々の料理

料理には、自慢の料理は天然の食材を使用しており、地元の食材の新鮮さと風味を存分に引き出せるよう、食材選びからこだわり抜くご主人。
食材の仕入れに1時間以上をかけて仕入れに行くこともあるそう。
長年、和食料理の修業を積んできたご主人の経験と情熱がひと皿ひと皿に反映されています。

春には山菜やタケノコ、夏にはアユ料理、秋にはきのこ・茸類、冬には美味しい魚など、季節ごとの旬食材を使った料理が味わえ、宿泊者はもちろん、ランチのみでも利用ができる（要予約）ので、地元の方や周辺地域からも旬の和食料理を求めて紀勢荘を訪れます。

また、宴会や懐石料理も提供しており、四季折々の食材を活かした料理が楽しめ、大紀町地域の地元の食材や食文化を楽しむことができます。

おもてなしの心満載のオーナーご夫妻

旅館の玄関の扉を開けると目に飛び込んでくるレコードプレーヤーやと数々のレコードや、館内にはご主人が手掛けた絵画など、お二人の人柄やあたたかみを感じる嗜好品がたくさんあります。
レコードのラインナップは、1960年代～1970年代のビートルズやカーペンターズがずらり。
女将さんと一緒に好きな曲を選んで、ひなたぼっこをしながらのんびりと話すのも、紀勢荘の楽しみ方の一つです。

紀勢荘には外国のお客様も多く訪れることから、ある時「日本の伝統文化を楽しんでいただけたら」と、試行錯誤されたおかみさん。
海外からのお客様に着物を着付けて、近くの神社へ行き、写経体験を案内することもあったそうで、おもてなしの心がとても温かく、優しい人柄のおかみさんならではのエピソードです。

宿泊してくれる一人ひとりを温かく迎え入れてくれ、心温まる思い出を提供してくれる紀勢荘さん。
オーナーのお2人の人柄は、宿泊客に特別な体験と感動を与える要素として、旅館の魅力を一層引き立てています。

自然との調和した癒しのひととき

紀勢荘のある大紀町は、三重南部の自然に囲まれており、民宿体験を通じて地元の人々と交流することができます。
自然の美しさに囲まれたこの地での滞在は、日常生活の慌ただしさから離れ、自然と調和した心地よい時間を過ごすことができ、心身ともにリフレッシュできる貴重な体験となりました。

地元の人々との心温まる交流を通し、都会の喧騒から離れてスローライフを楽しむことができる魅力的な旅館です。

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